ただ、男性も女性も腕時計をつける理由、心理は微妙に違いますよね。
心理というのは少なからずも動作、仕草に表れるもの。
腕時計をつける心理が分かれば、相手の心や性格が分かって、一歩理解が深まるかもしれません。それだけでなく、うまく仕事が捗るかも!。
この記事で分かること
- 男性が腕時計をつける心理
- 女性が腕時計をつける心理
- 腕時計を収集する心理
- 腕時計を触るクセがある深層心理
- 腕時計を見る深層心理
Contents(目次)
男性と女性が腕時計をつける心理とは
腕時計を身につける理由として、まず、時間を確認する為という実用的な目的があります。
そこに深い心理が働くとは考えにくいですよね。
ただ、どんな腕時計を身につけるかによって、深層心理が隠されているといってよいでしょう。
- 機械式時計
- 高級ブランドの腕時計
- 特に特徴のない腕時計
- アウトドア系腕時計
- スマートウォッチ
- ファッショナブルな腕時計
等々、色々な腕時計があります。
また、その腕時計を購入した理由や背景といったものもあるでしょう。
- プレゼントされた
- 一目惚れで購入した
- 自分へのご褒美に買った
この記事では、過去にプレゼントされた腕時計ではなく、自分で購入した腕時計についての深層心理について紹介していきます。
一般的に、男女で比較すると、女性は、腕時計に対してのこだわりが少ないのに対して、男性の方が、腕時計に対しての思い入れ、こだわりが強い傾向にあります。
男性が腕時計をつける深層心理
男性が腕時計をつける理由として挙げられるのがこちら。
- 自己満足のため
- 女性にモテたいから
- 工芸品として腕時計自体が好きだから
- 腕時計=成功のステータスシンボルだから
- 腕時計=ファッションの一部だから
自己満足という心理
自分で何かの記念日に腕時計を買ったとするなら、自分が積み重ねてきた成功や実績の証、ご褒美に腕時計を買ったというパターンもあるでしょう。
こういった場合の腕時計は、他人からの目を気にするというより、自分の好きな腕時計を購入しているので(自己満足感)、買主の趣味趣向が反映されたものになります。
女性にモテたい心理
高級ブランドの腕時計やトレンドの腕時計、個性的な腕時計を身につけることで、男性には次のような心理が働いている場合があります。
- 女性の関心を惹きたい
- 女性との話題作りのネタ
- お金持ちだというアピールをしたい
モテたい男性には、負けず嫌い、自分は他の人よりも優れていたいという、オトコとしての狩猟本能が出ています。
それは、自分のルックスに対してコンプレックスの裏返しである場合もあります。
男として自分に自信がなくモテない男性こそ、「腕時計」というモノを使って男としてのアピールをしたい深層心理が隠されています。
ただし、女性からは深層心理が透けて見えている場合も多々あるので、男性陣は、その点を踏まえて、内面磨きをしておく必要があります。
工芸品として腕時計自体が好きだという心理
本当の腕時計好き、特に機械式腕時計が好きな男性は、職人技が活かされた工芸品としての、造形美あふれる腕時計に惚れています。
パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、その他の時計専業メーカーの機械式時計の歴史、針の動き、質の良さは、ファッションブランドのクォーツ式の腕時計とは比べ物になりません。
車やメカに詳しい男性もいますが、その対象が、たまたま腕時計だったというパターンですね。
プライドやこだわりを持って、腕時計を愛している男性陣なので、女性が、高級腕時計に対してお金をかけることに不満や批判をしても、話は平行線のままでしょう。
腕時計=成功のステータスシンボルという心理
ある程度、仕事で成功すると、職種によっては、それなりの身なりをする必要が出てきます。
会社を背負っている場合は、会社を代表しているため、腕時計も制服の一部という認識で、当たり前のように、ある程度のブランド腕時計を身につけることが多いです。
もちろん、フリーランスで普段から人と接する必要がない場合、成功していても、腕時計に関心やポリシー・価値観を持っていない場合は、さほど高級でない場合もあるでしょう。
ですが、オシャレな男性、プライドの高い男性だと、腕時計にかける金銭的な余裕もある場合は、成功や富の象徴として、他者から認められたいという深層心理が働き、高級腕時計を身につけています。
こういった男性は、他の人がどういったアクセサリーやスーツ、洋服を着ているのかチェックしているので、自分も人に見られて恥ずかしくないものを身につけようと思うのです。
また、洋服、水商売など高級店、商談相手によっては、お客さんの腕時計を含めた身なりを見て、対応を変えてくるという場合もあります。
相手によって、腕時計を変えたりと計算している場合もあるでしょうね。
仕事で優位に立ちたい心理
仕事で有利に働くようにしたいから、高級腕時計をつけるという心理が隠されています。
頭の先から足のつま先まで、安物で済ませている人より、清潔感のある、ある程度以上の質の良いスーツや、腕時計を身につけていた方が、商談相手に安心感、信頼感を与えることが出来ます。
同じような発言をしても、後者の方が、自信を持っているように見えるし、聞き耳を持ってくれると考えている心理がくみ取れます。
もちろん、身の丈以上の超高級腕時計を目立つように身につけていたら、うまく事が運ばない場合もあるので、周りに合わせたTPOを踏まえた腕時計が必要です。
また、ゲン担ぎで腕時計を身に着けている場合もありますね。
モチベーションアップという心理
腕時計を見ると、またこんな腕時計を買ってみよう→給料アップのために仕事を頑張るという気持ちが湧いてきます。
また、腕時計は時を刻むもの。
自分の人生という時を刻む相棒、パートナーとして自分を支えてくれるアイテムという心理があったりするんですよ。
その結果、仕事の集中力や効率を高められるというメリットもあります。
腕時計=ファッションの一部という心理
男性は、女性と違ってオシャレをするアクセサリーが少ないため、腕時計でオシャレを楽しむ男性もいます。
男性によっては多くの腕時計を持って、洋服に合わせて腕時計を変えて楽しんでいます。
女性にとっての、ブランドバッグやジュエリーが、男性の腕時計に相当するという感覚ですね。
仕事の場合なら、スーツに腕時計がないとキマらないという感じ。
腕時計について詳しい場合もあれば、そうでなく単にファッションの一部として腕時計を楽しんでいたいという心理が働いています。
女性が腕時計をつける深層心理
それでは、女性が腕時計をつける深層心理にはどのような気持ちが働いているのでしょうか。
やはり、男性と同じような心理が働いています。
- 自己満足のため
- ファッションの一部として
- 仕事で優位に働くため
- 自分のモチベーションアップのため
ただ、女性の場合、男性に比べると、腕時計を身につけている人が少ないですよね。
職業柄不要/つけられない、身につけること自体不快で無理、腕時計にさほど興味がないなど理由も様々。
男女ともに高級腕時計をつけていて、よく批判されるのが、自分の時計を褒めて欲しいの?とか、自己承認欲求が強いのでは?ということ。
社会人になりたてや若い時の場合、身の丈に合っていない高級腕時計を身につけている場合は、そういった自分を認めて欲しい、腕時計を褒めて欲しいという気持ちがあるかもしれませんね。
ただし、一生モノの時計として、腕時計に見合った人格、人間になろうと努力しようとする心理が働く場合は、背伸びした腕時計を買っても、それは十分な投資に当たるといえるのではないでしょうか。
20年後、子育て世代であまりお金を使えない時にも重宝するし、子供にも残してあげることができるかもしれません。
ただ、一般的に、女性は、ブランドバッグやジュエリーと違って、腕時計にそこまでこだわって、収集する人は少ないです。
自己満足という女性心理
男性と同じように、自分の昇進祝いだったり、お誕生日祝い、なにか頑張ったご褒美にということで、腕時計を買う場合もあるでしょう。
そんな時、腕時計のデザイン、機能などを丹念に調べ、比較検討してから購入しますよね。
そんな時、自分のために購入するわけなので、趣味嗜好品という自己満足という心理状態が働いています。
腕時計はファッションの一部という心理
女性の場合、腕時計が、ブレスレットのようなアクセサリー感覚になっている心理が働いている場合が多々あります。
腕時計が、手元にニュアンスをプラスしてくれるポイントとなっているんです。
- 洋服やスーツの色に合わせて腕時計の種類を変える
- 半袖で、腕に何も身につけないと地味で物寂しい。
- 細ベルトの腕時計でブレスレット感覚を出したい
- 腕が太いのがコンプレックスだから、大きな文字盤の腕時計をした方が腕が細長く見える
- レザーベルトの色をファッションに合わせて変える
仕事で優位に立ちたいという心理
男性と同じように、女性もまた、仕事をする時に、相手に失礼に当たらないようにマナーとして腕時計をつけます。
その時、より安心感、信頼感を与える為に、高級腕時計を身につけようとする心理が働きます。
腕時計が、自分を応援してくれる存在になっている感じですね。
また、同時に一見どこのブランドか分からない控えめな高級腕時計をつけることで、上司を立てることにもつながります。
その結果、自分をも引き立たせようという心理もあります。
もちろん、職場で身につけるものなので、人間関係が円滑に進むよう目立つような豪華腕時計ではなく、あくまでもTPOに応じたシンプルな腕時計になります。
モチベーションアップしたい心理
また、いい腕時計を身につけることによって、自分を奮い立たせて、より自分を高めよう、努力しようという向上心の表れという心理が働いている場合もあります。
仕事の効率化や結果を出すというだけにとどまらず、言葉遣いや所作など自分の内面に磨きをかけようという自己研鑽の心理が働くんです。
腕時計を収集する人の心理
高級腕時計を沢山持つ、コレクターの場合は、本当に腕時計が好きな人や、資産運用として腕時計を選んでつけている方が多いでしょう。
人気Youtuber ヒカキンさんも、腕時計コレクターで超高級腕時計を幾つも持ってますよね。
ヒカキンさんは、単にお高い買い物をしているだけではなく、きちんと資産価値、資産運用としての心理や計算が働いているんですって。
- 腕時計は壊れにくく価値が下がりにくい
- 流動資産として、売りたい時にすぐに売れる
- 車や家に比べて、オーバーホール(修繕費用)は安い
- 需要のあるモデルは、値崩れしにくい(一部は値上がりする)
お金は、贅沢品や高級品だから、とりあえずなんでも買うというのではなく、自分なりの価値感で買う、資産を増やすという考えで購入しています。
また、子供に資産譲渡しようという心理も働いている場合もあるかもしれません。
腕時計を触る心理
ここから、腕時計にまつわる動作の心理状態を見ていきます。
会議中や、気まずい雰囲気の中、ふと無意識のうちに、腕時計に触っている人いませんか?
それは、緊張状態や気まずい雰囲気から身を守る、精神的な安定を取り戻すために、腕時計を触っているという心理が隠されています。
腕時計を見る深層心理
一緒に話をしていても、相手が頻繁に腕時計に視線をやる時の心理とはどういうものなのでしょうか?。
単に、せっかち・落ち着かない性格、スケジュールが詰まってて忙しいという理由だけでなありません。
- この後に予定が入っている
- 早くその場から立ち去りたい
会話が面白くない、早く切り上げたいという心理が働いています。
腕時計を選ぶ基準で分かる心理テスト
腕時計をたくさん持つ人は浮気症かも?という心理テストもありますよね。
というのも、腕時計=自分のパートナーとしての存在感が心理的に働くと言われているからなんです。
ただ、あまり根拠のないことだと言えるでしょう。
その他にも、腕時計を選ぶ時のポイントで、異性に対しての深層心理が分かると言われています。
- 腕時計を選ぶ時に、ブランド重視する場合は、相手の職業を重要視する
- デザイン重視する人は、見た目重視タイプで、異性にも容姿を求める
- 機能性を求める人は、異性に中身、冷静なロジカルタイプを求める
- 腕時計を身につけない人は、異性に縛られるのが嫌い
当たっている場合もあれば、そうでない場合もあることでしょう。
腕時計を身につけない人は、職業柄不要だから身につけない・金属アレルギー・パソコンとぶつかって傷つく等の理由で使わない場合もありますからね。
腕時計から分かる男性女性の心理
高級腕時計に限らず、腕時計から分かる男性・女性の心理を紹介しました。
腕時計コレクターからすると、どんなブランドの腕時計をしているかで、その人がどんな性格なのか、つい想像してしまうそうです。
腕時計は、見た目では、リーズナブルでもゴージャスな腕時計もあるので、一見高級ブランドかどうか分からない場合も多いですよね。
腕時計ブランドの歴史や、それぞれの腕時計の特徴、良さをしっかり勉強している男性、女性にとって、腕時計を選ぶ基準は、まさに、自分自身の価値観やポリシーを表したもの。
その他にも、ファッション感覚で腕時計を楽しみたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、いずれにせよ大事なのは、相手に失礼のないようなTPOに応じた腕時計を身につけること。
結婚式やフォーマル時、勤務時、休みの時など、TPOに見合った腕時計で楽しめるといいですね。