服をつい買いすぎてしまって、クローゼットの収納ケースがパンパンで入らないっ!といった経験ありませんか?
「主婦なら、自分だけじゃなくって子供の洋服も把握してるでしょ?」と、世の中の人たちは思っているかもしれませんが、私はできておりません!。
子供服も家に何があるのかイマイチ把握しておらず、子供服も余計に買いすぎてしまうこともありました。
後悔先に立たず。そこで、なぜ、服を買いすぎてしまったのか自己分析をしてみました。
実は、買いすぎてしまう心理状態は、行動経済学からも説明することができるんですよ。
ユニクロ値上げはいつから?洋服代節約のための4つの家計防衛術
Contents(目次)
- 1 主婦が服を買いすぎてしまう7つの原因と対策法
- 2 服の買いすぎ対策1. 衝動買いするなら一旦その場を離れよう
- 3 服の買いすぎ対策2.クローゼットを把握してないなら写真を撮っておく
- 4 服の買いすぎ対策3. 家計を把握してないなら予算を決めておく
- 5 服の買いすぎ対策4. セールに弱いならお店に足を運ばない
- 6 服の買いすぎ対策5. ストレス発散したいなら欲望をコントロールする
- 7 服の買いすぎ対策6. ネット通販しすぎなら見ない・メルマガ登録停止
- 8 服の買いすぎ対策7. キャッシュレスならカードやスマホを持ち歩かない
- 9 服を買いすぎてしまう心理は行動経済学と関係している
- 10 服を買いすぎてしまう時に主婦が試した対策法まとめ
主婦が服を買いすぎてしまう7つの原因と対策法
主婦である私が、服を買いすぎてしまった原因と試して良かった対策方法がこちらの7つです。
- 原因1.衝動買いで洋服を買いすぎてしまう
対策→いったん、その場を離れて冷静になる - 原因2.クローゼットにある洋服を把握していない
対策→クローゼットの収納ケースにある洋服の写真を撮る - 原因3.家計を把握していない
対策→自分の収入の余裕資産でやりくりができるよう予算をあらかじめ決めておく - 原因4.セールなどの誘惑に弱い
対策→ショップに必要以上に足を運ばない - 原因5.ストレス発散をしている
対策→欲望をコントロールする - 原因6.ネット通販を利用しすぎ
対策→通販サイトを見ない・メルマガ登録を止める - 原因7.クレジットカードやスマホ決済などのキャッシュレスで購入している
対策→クレジットカードやスマホを持ち歩かない
対策方法にかなり無理がある!と思うかもしれませんが、結果的に良かったのはこの方法でした。
特に効果的なのは、結局のところ、「カードや現金を持ち歩かない・使わない」でした。
そのために、仕事用と休日(おうち)用の財布を2つに分けました。
そして、クレジットカードは仕事用財布に入れて、休日にまとめ買いする食費を抑えてます。
(個人的見解ですが、食費が多い気がするので結構おすすめです)
それでは、具体的に経験談をまじえて、お伝えしていきますね。
服の買いすぎ対策1. 衝動買いするなら一旦その場を離れよう
一目惚れで服を買いすぎてしまう場合、手っ取り早いのが、その場をいったん離れることです。
できれば、一回家に帰った方がいいです。
そして、冷静になって次のことを考えてみるんです。
- 予算の範囲内かどうか
- コーディネート例
- 実際に、出番のある服なのか
- 元々欲しかったカテゴリーの服だったのか
- 似合う服なのか
こういった質問をして、問題なければ、試着してから買いましょう。
店員さんにコーディネートや似合う色など着回し方も聞くと失敗が少ないです。
また、よく聞く話ですが、昔、友達とこんな事話したことありませんか?
- 洋服をパッと見て気に入ったら買うタイプ?
- 一旦、家に帰って考えてから買うタイプ?
洋服を買いすぎてしまうのは、前者のパターンが多いですが、後者のパターンでも、十分あり得ます。
「ファッションは恋愛と同じで、一目惚れがないと面白くない!」とも言いますよね。
確かにそうなんですよね。
似たような色や形の洋服ばかり買い揃えても面白くないし。
地味な服ばかり増えても、会社で「あいりさんといえば金太郎飴だよね。」というレッテルを貼られてしまいますよね。(会社によって許される服装の許容度は変わってきますが)
「考え方も保守的なのか?」とか思われるかもしれないし、色気なさすぎのオバサンに見えても、なんだか腑に落ちないというか納得いかないですよね。
たまには、一目ぼれして買うのは悪くありません。
だけど、衝動買いして後悔してしまうことが多い場合は、原因を見つめてみることが必要です。
「あ、カワイイ」「似合うかも」と、その場で気に入った服を考えもせず買ってしまう場合が続くとどうなると思います?
コーディネートがしづらくなってきて着回しが出来なくなってしまい、タンスの肥やしになってしまいますよ。
服の買いすぎ対策2.クローゼットを把握してないなら写真を撮っておく
季節に1回、買い物をした時など変化があった時、定期的にクローゼットにある洋服をスマホで写真を撮っておくと、管理しやすくなりますし、洋服を買いすぎることも防げます。
クローゼットにある洋服を確認せずに、ショッピングモールやデパートの洋服売り場に行ってしまうと、ついつい余計な洋服を買いがち。
似たような色・形など、似たような洋服を買ってしまい、家に帰って、クローゼットの洋服を見て、後悔な~んてことになってしまいます。
私も、黒とかグレーとか持ってるのに、似たような服ばっかり買っちゃってたんです。
あるあるです。ちゃんと調べてから行けば良かったんですよね。
人間って心配や不安があると「念のため」という心理が働いて余分に買ってしまいがち。
主婦だと尚更そんな心理が働く気がします。(スーパーでの買い物みたいですね)
その無駄買いを減らしていきましょう。
>>>服の断捨離で運気が上がる理由と6つの効果!家族で幸せ金持ち体質へシフトしよう
服の買いすぎ対策3. 家計を把握してないなら予算を決めておく
自由に使えるお金って月いくらか決めていないなら、あらかじめ自由に使える予算額を決めておきましょう。
洋服代、スキンケアやコスメ代、美容院代など、あらかじめ予算を計画して決めてないと、オーバーしているのにも関わらず、ブレーキの意識が働かず、つい洋服を買いすぎてしまいます。
私は、自分の収入のうち、子供の教育費、老後資金などのための投資・貯蓄を除いた、最低限の余裕資金を把握していませんでした。
旦那の支出には厳しいくせに、自分には全くもって甘いタイプでした。(笑)
子供も成長していく、旦那が転職するといったのを機に、「マジでやばいかも!。」と思い、自分の1ヵ月の収入における収支を把握するようになりました。
それまで、しわとかシミとかも気になる年頃なんで、POLAのデパコス系スキンケアにもお金を使ってました。
だけど、美容液だけとかピンポイントにいいものを買うようにして、ドラッグストア系スキンケアも併用して使うようにしたら、スキンケア代を半減させることに成功しました!。
ドラッグストアでも、意外に効くスキンケアコスメありますからね。
その結果、本当にお金を払う価値があるのかという目線でお金を使うようになれました。
服の買いすぎ対策4. セールに弱いならお店に足を運ばない
ショップで洋服を買うのなら、最初から足を運ばないのが一番。
だけど、もし、行くなら、家を出る前、必要な服はどの種類かピックアップして把握しておくといいですよ。
そうすると、不要な洋服を買わずに済みます。
「セール」や「限定」、「まとめ買いで割引」って、すごく魅力的な言葉ですよね?
そんな魔力のある言葉を聞くだけで、洋服を買わないぞと決めていても、ついハードルが下がってきちゃいます。
「お得だし、ま、いっか。」と思って、心のタガが外れやすくなってしまうんですよね。
私も、デパートやショッピングモールで、洋服を買う気がないのに「ついで買い」をしてしまってました。
仕事帰りのスーパーで、明日の朝の牛乳とパンだけ買うつもりだったのに、お菓子やヨーグルト、野菜ジュースまで買ってしまったという「ついで買い」と同じ心理です。
悪く言うなら、お店側の思惑に引っかかってしまったとも言えますよね。(笑)
できるだけ、足を運ばない。
服の買いすぎ対策5. ストレス発散したいなら欲望をコントロールする
ストレス発散するために、洋服を買うのも確かに一つの方法ですが、必ず意識しなければいけないことがあります。
それは、予算の範囲内であること。
予算を超えて服を買いすぎてしまうということは、貧乏マインドだと思った方がいいです。(自戒を込めて言います。)
金持ちマインドになるには、物事を想定内のシナリオ・コントロールできる状況におくようにすることが必要です。
だから、予算内でおさめて、余ったお金を貯金・投資に回す考え方が必要。
支出>予算額はNGです。
主婦ですもん。つい仕事や子育てのストレスがたまると、確かに食欲・物欲に傾きがち。
だけど、ほどほどにってことですね。
服の買いすぎ対策6. ネット通販しすぎなら見ない・メルマガ登録停止
洋服をネットショッピングで買いすぎてしまう場合は、最初から根を断つのが効果的。
仕事や育児で、なかなか洋服を買いに行く時間がなかったりすると、つい、ネット通販で洋服を買ってしまいますよね。
だけど、実際は、色が違った、素材が予想とは違い、失敗という経験ありませんか?
私も、インスタとか、洋服を着てるモデルさんが、かっこよくてつい買っちゃったりします。口コミも見てますけどね。
ZOZOTOWNとかベルメゾンとか主婦に人気な通販サイトは、海外でも人気のあるネットショッピングサイト。
実は、海外へ転売してる人たちもいるくらいなんです。
「洋服選びで失敗するかもしれないけど、安いからいいや。」
洗濯したら型崩れしちゃったという場合もあるし。その後、ゴミ箱行きか、着ないままタンスの肥やしになって、あとで後悔。。。
安い、セール、送料無料などのキャンペーン情報に惑わされないで、冷静に洋服を選びましょう。
安くてワンシーズンしか着れない洋服を否定するわけじゃありませんが、後悔することが多いと思うなら、ネット通販で買い物をするのを避けた方がいいです。
メルマガ登録している場合は、お得な情報メールが届くと、ついサイトを見て買いたくなってしまいます。
衝動買いみたいな心理状態になっちゃうわけです。
なので、メルマガ登録も止めておいた方が服の買いすぎを防ぐことができますよ。
あとは、通販サイトのブックマークも解除した方がいいですね。
服の買いすぎ対策7. キャッシュレスならカードやスマホを持ち歩かない
買い物に行く時に、クレジットカードを持って行かないことはできるけど、スマホを持ち歩かないってなかなか難しいです。
できれば、スマホも持ち歩かないのがベスト。
それが出来なければ、スマホを触らないと決めて、買い物中は一切触らないようにすること。
世の中、クレジットカード、キャッシュレスでスマホ決済できるなど便利になってきた分、買い物する時の支払いハードルが低くなってきました。
カードやスマホだけで簡単にモノが買えちゃいます。
現金を触らない分、お金を使ったという意識が減り、買い物額が増えるということが数多くの研究結果から明らかになっています。
もちろん、現金よりクレカ払いの方がポイントもたまるので、お得ではあるんですけどね。
自分の欲望をコントロールできる自信がなければ、そもそも、買い物に行く頻度を減らす・クレカやスマホを持って行かないのが、1番確実な方法です。
服を買いすぎてしまう心理は行動経済学と関係している
予算を決めていたのに「つい、服を買いすぎてしまう。」
その非合理的な行動を、2017年にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学の行動経済学者リチャード・セイラー氏がこう説明しています。
「心の家計簿(メンタルアカウンティング)を持っているがために、非合理的な消費行動を引き起こしている。」と。
メンタルアカウンティング(mental accounting)とは、簡単に言うと、心の中で決めた主観的な基準で、お金の価値を考えて仕分けしているということです。
メンタルアカウンティングは、心の会計・心の家計簿とも訳されています。
つまり、人々がお金に関して行動する時に、色々な要素を含め総合的・合理的に考えるのではないんです。
お金の使い道や稼いだ方法によって、心の中に主観的な位置づけで、仕分け・勘定項目をいくつも作ってしまうんです。
そして、その心の解釈(メンタルアカウンティング)によって、お金の価値や重要度を変えてしまうために、合理的な買い物ができないというわけなんです。
例えば、こういったことありませんか?
お金の使う目的として、同じ1万円でも生活費は切り詰めようとするけど、旅先で使う1万円は特別費として、そんなに気に留めないですよね。
特別費だから価値があるということで、無意識に心の中で仕分け(メンタルアカウンティング)をしているわけなんです。
同じ1万円でも、苦労して働いたお金は大事に使い、投資やギャンブルで儲けたお金はあぶく銭となって無駄遣いをしがち。
キャッシュレスより現金の方が、お金に対する価値が重く感じる。
だから、お金の使う目的、使う手段、稼いだ方法によって、心の解釈を変えるのではなく、すべて、お金の重みを同じように捉えた方が非合理的な支出を減らせるというわけです。
服を買いすぎるのはアンカリング効果も関係している
また、アンカリング効果といって、最初に目にした金額が強く印象に残って、その後の判断基準に影響を及ぼしてしまう心理効果にも注意しなければいけません。
例えば、下記2つのパターンだと①の方がお得感がありますよね。
- 定価3万円が1万円でセール売り出し中
- 定価1万円
アンカリングとは、船がいったん錨(アンカー)を下ろすと、アンカーがつながっている範囲からほとんど動けなくなる例えからきています。
人の判断基準も、最初に見聞きした価格や特徴がアンカー(基準)となって、その影響から離れにくくなるわけなんです。
衝動買いをしてしまう原因の一つなんですね。だから、冷静になって考えることが大事!。
そこで、モノの買いすぎを防ぐために、次のような対策をすることが有効だと言われています。
- 使える現金を手元からなるべくなくす
- クレジットカードを持ち歩かない
- 家計簿アプリなどを使って家計を把握する
- 衝動買いをせず冷静になって考えてみる
目の前に現金があると、安心感があり、つい使ってしまいます。
必要最低限の現金のみを残して使わないようにすると、確かに、生活費における無駄遣いを減らすことができます。
キャッシュレスな今の世の中、家計を把握することはすごく大切なことです。
私は、家計簿アプリは無料で十分だと思っているので、Zaimで事足りてます。写真でレシート撮影して仕分けできるので楽です。
まずは、冷静に、そして、計画的にお金を使うようにすることが重要ですね。
服を買いすぎてしまう時に主婦が試した対策法まとめ
服を買いすぎてしまう時の原因と対策方法をまとめて紹介しました。
洋服を買いすぎてしまうと、クローゼットもパンパンになってしまいます。
特に冬服だと尚更ですよね。
だから、似たような服を買ったとしても、「1着買ったら1着捨てる」をルール化すると、同じ過ちを繰り返す確率が減ります。
服の買いすぎをSTOPできると、クローゼットの服も減るし気持ちいいですよ。