そこで、ワタクシ、実際に断捨離をしてみたので、残すべき服の枚数はどのくらいか目安をお伝えします。
引っ越しの時などにも、きっと役に立ちますよ。
クローゼットの収納スペースについてのこんなお悩みありませんか?
- 着ていない服がたくさんある
- 洋服の整理整頓できていないのですぐに探せない
- 旦那さんの服を入れる場所がない
- クローゼットのドアが閉まらない
こんな悩みを持ったあなたに、2つの観点から、断捨離して残すべき服の枚数・適正枚数まで減らす方法をお伝えします。
Contents(目次)
断捨離で残す女性服の枚数を2つの観点から考える
断捨離で残す服の枚数は、実は、考え方によって違ってくるんです。
- 本当に必要な服のみ残していく方法
- クローゼットの収納スペースから算出する
1は、小さな点から考えた必要最低限の服の枚数(ミクロ的な見方)
ミニマリスト的(他にもシンプルライフとも言うらしい)な考えで、ひとつずつの服を吟味して、残すか残さないか考えて、仕分けしていく方法です。
2は、大きな目で見て考えた必要な服の枚数(マクロ的な見方)
クローゼットのハンガーポールの長さを測り、収納ケースに入る洋服の量を実際に数えてみて、残すべき洋服の量を決めていく方法です。
この2の場合は、まず、全ての洋服を収納ケースから取り出して、クローゼットや収納ケースの容量に対しての適正量を調べていきます。
収納スペースは限られているので、服の量は減らしても、使える服が増えるというメリットがありますよ。
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断捨離で残す洋服の適正枚数. 必要最低限は約100着
スタイリストの地曳いく子さんによると、ワンシーズン(約3か月)に対しての、必要な服の枚数は大体25着位です。
その内訳はこちら。
- トップス: 10~15枚(ニット・ブラウス・Tシャツ類含む)
- ボトムス: 3~4枚
- ジャケットや羽織物: 2枚
- アウター(冬の場合):1~2枚
引用元:「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)
だから、1年間の洋服の枚数は、大体100着ということになりますね。
とはいっても、やっぱり、住んでいる地域やライフスタイルによって、そううまくはいかない事情があります。
- 北海道など寒い地域・沖縄など暑い地域に住んでいる場合
- 営業など外回りの仕事が多い場合
そういった場合は、さらに洋服が増えたりするので、この100着という数字は、一般的な生活や地域においてという前提と考えた方が良さそうです。
地曳さん曰く、安い服を何着も買うより、多少高くても短期間で着回した方が、気分も上がるし、コスパも気にならなくなる筈だというわけなんですよね。
人の印象は、カッコいい洋服を着ていたプラスの印象より、ダサかった洋服を着ていたマイナスの印象の方が何倍も残りやすい。
だから、持っている洋服の枚数の多さがオシャレにつながるわけではないとのこと。
特に、女性は、30歳を過ぎると洋服をためるようになるから、早めに使わなくなった洋服を捨てた方が良いと、おっしゃっていました。
ですが、本当に必要な服の適正量は、一人一人違ってくるだろうし、「~こうすべき」ととらわれすぎる必要はないかなと。
断捨離で残す洋服の適正枚数. 収納スペースから算出
これは、実際に、おうちのクローゼットにあるハンガーポール(ハンガーをかけるシルバーの棒・画像上)の長さと、使っている収納ケースに入る服の枚数を数える必要があります。
ハンガーポールの長さから服の枚数を算出
ハンガーにかけるコートに厚みがある場合もあるので、ハンガーとハンガーの間は3センチあけるのが理想。
詰めすぎると、通気性が悪くなり、カビが生えてくるかもしれないので、最低2センチは空けた方がいいですよ。
もし、1本のハンガーポールを旦那さんと共有するなら、出てきた適正枚数を自分と旦那さんの洋服に振り分けることになりますね。
収納ケースに入る服の枚数を算出
これは、実際に、持っている洋服を収納ケースに入れて、何枚入るか計算する必要があります。
入る量が分かると、何枚捨てれば良いのか分かりやすいですからね。
収納ケースに入れるポイント
- 収納ケースには、洋服を立てて縦型に収納する
- しわになって立てられない場合は寝かせて収納する
- 奥にしまう服の模様が分かるように後列は横向きに並べる
- よく使う洋服を手前にして収納する
- アイテム別や季節別にして収納ケースを分ける
ここで、ポイントなのが、洋服を立てて収納するということ。
洋服は、立てて縦型に収納して「見える化」にしておくのがおすすめ。
収納ケースは、横に寝かせて洋服を入れてしまうと、下にある洋服が、すぐには見つけられません。
そうすると、洋服が下の方に埋もれていて気付かず、タンスの肥やしになってしまったという、もったいないシチュエーションも出てきてしまいます。
ここで、洋服のたたみ方のコツなんですが、できるだけ自立するようにたたむこと。
そうすることで、洋服同士がなだれのように倒れにくくなるし、洋服にしわができにくくなります。
もちろん素材によりけりですが、かなりの洋服で立ててたたむことができますよ。
こちらのYoutubeでも、たたみ方が分かります。
ただし、仕事用の洋服などでも、注意をしたい次のような服は、寝かせて収納した方が安心です。
- 大事な服
- しわになりやすい・立てにくい柔らかい素材の洋服
- スペースがなくハンガーにかけられない服
そして、縦長のタンス用収納ケースの場合、左右に並べるようにすると、奥にある洋服も引き出しをそんなに引き出さずに、服がどこにあるか分かります。(下の写真右側)
逆に、横長の収納ケースの場合は、前後に洋服を並べて収納すると、洋服同士が倒れるなだれが起きにくいです。
↓こんな感じです。↓
もしくは、アレンジして縦方向と横方向に並べても倒れにくいし◎。
引用元:dinos
もし、なだれのように洋服が倒れる場合や、一つの収納ケースを靴下と下着とに分けたい場合などは、途中に次のようなアイテムを使うと便利です。
- 100均のブックスタンド
- 100均の長方形の入れ物
- 不織布の仕切りケース
ちなみに、私のクローゼットは、Fit’sの収納ケースなどを使っています。
Fit’sの場合は、私は次のように分けて収納しています。
- 高さ18cm: 夏用・下着用・トップス用
- 高さ23cm: 冬用・ボトムス用
季節やアイテム別(トップスやボトムス)によって、収納ケースを分けているので、衣替えは不要です。
できれば、仕事服と休日用の服と別々の収納ケースにしまえたら良いのですが、そううまくはいかないので、同じ一つの収納ケースで右を仕事用・左をオフのお家用に分けています。
ただし、一部の大事なハイブランドの洋服だけは収納ケースを分けて保管していたりします。
Fit’s の高さ23cm収納ケースで、前列は冬用の薄手のニット・後列は部屋着のボトムスとトップス。
合計で洋服15着入りました。
前列は、仕事やお気に入り用(ちょい高い服は前列右側2着)、奥がおうち用の服に分けてます。
洋服をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると、防虫剤の効果も減ってきます。
スペースの8割収納を目安に、洋服をハンガーにかけたり、収納ケースにしまうようにしてくださいね。
服を適正枚数まで断捨離する
洋服は思い切って処分した方が、過去への気持ちも断ち切って、未来へ一歩踏み出せます。前向き思考でいきましょう。
- 虫食いしたり変色など傷んだは迷わず捨てる
- 流行遅れの服も思い切って捨てる
- 体型が合わず着れない服は捨てる
- 買ったものの2年着ていない服は捨てる
- 同じ色の似ている服はいずれか捨てる
- 悩む服は、一人ファッションショーを鏡の前でして考える
めったに着ない服は、虫やカビが生えていないかチェックしてみましょう。
ぎゅうぎゅうに詰めすぎたクローゼットだと、カビも前後にある複数の洋服にまたがって、発生していることもあるので要注意です!。
白カビ汚れの場合は、水洗いで落ちることもあるし、メイク落としのクレンジングシートを使ってみると意外と早く落ちるので、困った時に試してみてくださいね。
捨てるべきか、とっておくか悩む服は、鏡の前で合わせてみたり、実際にコーディネートして着てみてください。
「痩せたら着よう」とか、「また使うかもしれないからとっておこう・・・。」そんな服ありませんか?
私の場合は、昔、独身時代に買ったハイブランドな服です。今なかなか買えないので、もったいない精神が働いてしまい、残してました…。
買った時は、高かったかもしれませんが、残念ながら、もう着ることはありません。処分しましょう!。
断捨離した服を処分する方法. 買取かフリマを利用する
というわけで、ワタクシ早速売ってしまいました~!。
断捨離した洋服をどうするか、下のように選択肢がありますよね。
- 捨てる
- ユニクロなどショップに下取りに出す
- メルカリなどのフリマアプリを利用する
- ヤフオクなどのオークションサイトを利用する
- 中古買い取り業者に出す
古い・シミなどの汚れの服は、迷わず捨てるしかありません。
だけど、ノーブランドやファストファッションでも、メルカリなどで売れます。
ブランド品の場合は、メルカリやオークションで出すか、買取業者に出す方法がありますよ。
もし、ブランド品なら、高い値段がつくかもしれないので、業者で査定してもらい相場価格を把握しましょう。
服を捨てるのはもったいない!ブランドからUNIQLOまで宅配買取おすすめ5選
断捨離して服を減らして良かったこと
クローゼットや収納ケースにある洋服を断捨離して残すべき服の枚数をお伝えしました。
断捨離をすると次のような良いことがあります。
- スペースに困らない
- 無駄に洋服を買わなくなった
- 着る服を迷うことが減りストレスが減った
断捨離をするメリットや効果は他にもいろいろとありますよ。
たとえば、断捨離をすることでこんなことも。
断捨離をするとクローゼットがスッキリして、すがすがしい気持ちになります。
それに、断捨離をすることで、クローゼットに占める、着れる服の割合が増えるようになるので、洋服選びに悩むことが圧倒的に減ります。
クローゼットの洋服の稼働率が40%→70~80%ぐらいまで上がれば、断捨離して良かったといえるのではないでしょうか。
通勤服を選ぶ時間の節約(時短)にもなるし、ストレスも減ります♪。
また、せっかく整理整頓したんだからという気持ちが働き、これ以上リバウンドしないように、洋服を無駄に買うことも減ってくるんです。
洋服はトレンドが数年で変わるし、体型によって着れなくなる可能性もあります。
さらに、だんだん歳を重ねていくと、いつまで今の洋服を着れるか分かりません。
だから、あまり洋服にお金をかけるよりは、その時に必要な服をレンタルしたり、いい服を着回していった方がいいかなと思いました。