腕時計はオシャレを楽しむためのファッションの一部でもあるし、ある意味、人生という時を刻むパートナーでもあります。
そんな時計をプレゼントする時、どんな気持ちや意味を込めて送るのでしょうか?
ここでは、一般的に言われている時計を贈る時の心理、気を付けるべき点を紹介します。
この記事で分かること
- 時計をプレゼントする意味は相手によって違う
- 時計をプレゼントする時に気を付けること
- 時計をプレゼントされたらどうする
Contents(目次)
時計をプレゼントする意味は相手によって変わる
時計をプレゼントするというのは、贈る相手によって意味合いが異なってきます。
男性(旦那さん)に時計をプレゼントする意味
「これからも一緒に同じ時を刻んでいこう」
結婚10年という節目にプレゼントをもらったり、贈ったりする夫婦もいらっしゃるかと思います。
もちろん、誕生日プレゼントとといったように人生の節目に贈ることがあるかもしれませんね。
旦那さんからもらうプレゼントは、指輪やネックレスなどのアクセサリーが多いと思いますが、旦那さんに贈るプレゼントといえば、時計という場合ありますよね。
男性がもらって嬉しいプレゼントの第3位が腕時計というくらいですから。
画像引用元:価格.com
旦那さんが出張が多いので、時計を贈るなんて場合もあるんじゃないでしょうか。海外出張もあるなら、GPS衛星電波時計が便利です。
そんな時にプレゼントを贈る意味は、「これからも一緒に同じ時を刻んでいこう」、つまり、これからもよろしくねという意味です。
「浮気しないでね」
旦那さんが、もし、浮気をしていたら、帰る時間を確認する時に腕時計を見て、罪悪感を感じて欲しい・・・。
いやいや、そこまで言わなくとも、家庭を思い出して家に帰ってきて欲しい。
少数派かと思いますが、そういう奥さんもいるんですって。
だけど、そもそも、浮気に罪悪感なんて、さらさらないと感じている既婚者男性は沢山います。
逆に、指輪や腕時計などで縛ると、反対に逃げてしまうパターンが多いので止めた方がいいでしょう。。。
男性が女性に時計をプレゼントする意味
「一緒の時間を過ごしたい」
男性は女性より時計好きの方が多いです。
そのため、男性の方が、時計をプレゼントする意味について女性より深く知っていることが多いです。
もしかすると、女性が時計の持つ意味を知らないうちに、既に腕時計をプレゼントされてる場合があるかもしれませんね。
男性が、女性に時計をプレゼントするというのは、親しい間柄でない限り、なかなか出来ることではありません。
しかし、男性が女性に時計をプレゼントするというのは、オスたる支配欲、独占欲が異常に働いてしまう場合もなきにしもあらずです。
そうすると、腕時計が手錠のように相手を縛ってしまいます。
そういった男性は、相手の事を考えて贈り物を考えた方がいいですね。
また、受け取る女性も、うかつに受け取ると後が厄介なので、受け取らずに失礼のないように返しましょう。
女性が信頼できる異性からプレゼントされると喜ぶ腕時計を紹介しています。
>>>一生使える時計を厳選!大人の女性がマジ惚れするおすすめ5選
小学生のお子さんに時計をプレゼントする意味
「時計を読めるようにしよう」
「家を思い出させる」
「精神的な自立をして欲しい」
小学生に入ったら、お子さんに時計をプレゼントする親御さんが増えてきます。
スマホを買ってあげて、時計の代わりにする場合もあるかもしれません。
親御さん、もしくは、おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんにプレゼントする場合が多いのではないでしょうか?。
まずは、お勉強のために、アナログ時計の針を読めるように、普段の生活の中で慣れ親しんで欲しいという意味が込められていますよね。
小学生となると、放課後、外で友達と我を忘れて遊びに夢中になりますからね。アラーム付きの時計だと便利です。
時計がない場所で遊ぶかもしれませんし。
そんな時、帰る時間を自ら確認して帰るというのは、単に腕時計で時間を読めるだけでなく、お家でのルールを思い出させる(例えば、5時に帰る約束を守るなど)、お母さんの顔を思い出させるという効果もあるでしょう。
その他にも、友達はまだ遊んでるけど、自分は帰らなきゃいけないという時、誘惑や楽しい方向に流されずに、「帰る」という選択ができるかが問われます。
「頭の切り替え、自分自身や時間をコントロールしていく練習をして欲しい。」
そんな、精神的自立という意味も、実は含まれているのではないでしょうか。
中学生、高校生の入学祝に腕時計をプレゼントという場合は、徐々に大人になる練習として、精神的自立を促すためのツールという意味合いが大きくなってきます。
両親に時計をプレゼントする意味
「ゆっくり時間を過ごしてね」
「これからも頑張ってね」
両親、もしくは、両親のどちらかに腕時計をプレゼントする場合もあるかもしれません。
還暦や退職記念、なんらかのお祝いに時計をプレゼントとして贈る意味は、「ゆっくり時間を過ごして欲しい」というように、残りの人生を楽しんで欲しいという意味が込められています。
サラリーマンなどで退職記念を迎える場合は、「ゆっくり」という言葉が似合いますが、自営業でバリバリ働いている両親の場合は、「まだまだ働くぞー。」と思っているかもしれません。
そんな時は、「ゆっくり時間を過ごして」というと、とんでもないという答えが返ってくるでしょう。
今迄の感謝とこれからも時間や体を大切にして、お仕事頑張ってねという労いの気持ちを込めて贈りましょう。
結婚式で両親に時計をプレゼントする時
「時間を一緒に未来へとつないでいきましょう」
結婚式で、新郎新婦から両家の両親に3連時計をプレゼントを贈るという場合、こういった意味があります。
3連時計は、腕時計ではなく置時計や壁掛け時計タイプ。1枚の木から3等分の時計を作ることで、木目や色などが繋がった時計なんです。
新郎新婦、新郎の両親、新婦の両親と3つ同じ時計を持つことで、時や歴史を繋いでいく、これからの時間をともに歩んでいきましょうという意味があるんです。
両家ともに結婚でご縁が繋がり、時間をつなげていくという意味なんですね。
男女共に時計をプレゼントするのは独占したいという意味も
その他にも、腕時計をプレゼントする意味、隠された心理がこちら。
独占欲が強い
時計というのは、単に時間を確認するためのものだと捉えることもできますし、時を刻む=人生を共に歩むという意味もあります。
会ってない時でも、私を思い出して欲しいというような気持が込められている場合もあります。
親しい友達や旦那さんや彼氏にプレゼントをするなら、さほど問題ありません。
ですが、それほど仲良い間柄に進展してない時、早まって時計を贈ってしまうと、彼氏から束縛されていると思われ、重い女と思われてしまうかも。
また、自分は大した深い意味はなく、軽い気持ちで贈ったのに、束縛されてると全く違う意味にとらえてしまうと不本意ですよね。
あとで、後悔することになるかもしれないので注意した方がいいですね。
逆に、さほど親しくない男性から時計をプレゼントされる時もあるかもしれません。
そんな時は、相手に失礼のないように、その場でお断りするようにしましょう。
ストーカー気質だと怖いですからね。
勉強や新生活頑張ってね
入学祝や卒業祝い、就職祝いに腕時計をプレゼントをするということもあるでしょう。
そんな時、新しい生活、新しい時間を、気持ち新たに頑張って欲しいという気持ち、意味が込められているんです。
女性が時計をプレゼントする時の3つの注意点
時計をプレゼントする時に注意した方が良い点が3つあります。
相手が喜びそうな時計を選ぶ
時計をプレゼントをしても、相手が全く身につけてくれないとしたら、贈った側としても残念ですよね。
時計って、意外と個人の好みによって全然違います。
例えば、こういった好みが個人によってマチマチなので、できるだけリサーチしましょう。
- デザイン
- 時計の重さ
- ベルトタイプ(ステンレスや革ベルト)
- ケース(文字盤を覆う部分)の大きさ
- 機械式かクォーツ式(電池式)
デザインは、女性らしい上品な丸いケースの時計が好みか、それともクール系のシャープなスクエアケースの時計が好みでしょうか?
はたまた、メンズライクなケースが大きめな時計が好きかなど相手の好みによって分かれます。
また、どういったシチュエーションで使うのかも考える必要があります。
仕事でしょうか?それとも、仕事とは関係なくいつでも使えるカジュアルタイプの腕時計でしょうか?
仕事で使うとしたら、仕事柄使いやすい腕時計の条件というものも相手側にはあるでしょう。
また、ベルトの場合、相手が金属アレルギーかもしれません。
ニッケル、銅、クロム、パラジウム、水銀、コバルト、スズ
チタン、金、銀、プラチナ
一般的にステンレスのベルトが使われるのが多いですよね。
ステンレスは、単一の元素ではなく、鉄を主成分(50%以上)としたクロムを10.5%以上含んだ合金です。
一般的に使われているステンレスの種類はSUS304。
高級ブランドの時計は、それよりも金属アレルギーを起こしにくいSUS316Lが使われています。
とりわけ、ロレックスのSUS904Lは、「スーパーステンレス」とも呼ばれ、非常にアレルギーに対して強い耐性を持っています。
ただ、金属のベルトタイプだと重いと感じる場合もあるかもしれません。相手の負担にならないような時計の方がふさわしいでしょう。
機械式で、手動で時間を合わせるのか、クォーツ式=電池式の方が良いのかも重要な違いです。
機械式の場合は、電池不要で楽ですが、オーバーホールといって数年に一度メンテナンスが必要になってきますし、修理代金もかかってきます。
さらに、手首回りのベルトの長さ調整が必要となるのかどうかも重要です。
あまりにも高額な腕時計はプレゼントしない
あなたと相手側の距離によりますが、身の丈に合わない高額なプレゼントを贈ると、相手側にとって、気を遣ったり負担になってしまうことが考えられます。
自分は良かれと思ってプレゼントしたのに、相手にとって「重い」ととらえられてしまうかもしれません。
かえって、人間関係がよそよそしくなってしまったら、プレゼントした意味がなくなってしまいますよね。
お返しを考えさせてしまうプレゼントは、相手にとっても負担になってしまいます。
時計を贈る時には、相手側の気持ちになって考えることも大切です。
時計をプレゼントしない方が良い相手とは?
あまり親しくない相手や仕事関係で時計をプレゼントするのは避けた方がいいです。
というのも、自分が捉えていた意味とは違う意味に解釈してしまうかもしれないからです。
だけど、もし、腕時計の他に思いつかないという場合は、なぜ時計を選んだのか、一言メッセージカードを添えると誤解を生まなくて済みます。
中国人には時計をプレゼントしない
watchの腕時計なら良いのですが、clockの時計の方は、中国人にプレゼントしてはいけません。
というのも、時計を贈るという言葉は、発音上、不吉な意味を表すからです。タブーなんです。
時計は、中国語で「钟」(ジョン)といい、時計を贈ることは、「送钟」(ソンジョン)と発音します。
実は、死者を弔うという発音と同じなんです。
そのため、置き時計、掛け時計といった時計は不吉な意味を表します。中国人にプレゼントする時には、気を付けましょう。
時計をプレゼントする意味・心理のまとめ
時計をプレゼントするのは、旦那さん、お子さん、両親といった親しい関係でよく見られます。
ぞれぞれのシチュエーションで、時計を贈る意味をまとめてみました。
贈る場面 | 意味 |
結婚記念日 | これからも一緒にやっていこうね |
結婚式に両親への贈り物 | 両家との新たな歴史を作り、過去、現在、未来へと時間を繋げていきましょう |
還暦や定年退職の記念 | ゆっくり楽しんで過ごしてね 体に気を付けてこれからも輝いて |
入学祝・卒業祝 | 新生活頑張ってね 勉強頑張ってね しっかりした人になろうね |
就職祝い | これからの人生頑張ってね |
祖父母からお孫さんへプレゼントなんていうのもよくありますよね。
入学祝、卒業祝、結婚祝い、結婚記念日、誕生日プレゼントなど、人生の節目に時計をプレゼントするのは、相手を思いやっている気持ちや願いが込められています。
できれば、腕時計は、サプライズではなく、リサーチしたり、一緒に相談しながらプレゼントした方がベターです。
なかには結婚式の引き出物でもらったカタログギフトなどで、相手に時計をプレゼントをする人もいるそうですがっ。
さすがに気持ちが込められているかというと?ですよね。
予算5万円以下でも高見えする腕時計が分かります。
【腕時計5万円以下】高級感があるレディース向けおすすめ5選!才色兼備時計の選び方をプロが伝授